8月25日

ものすごく暑い、よく歩いた日だった。シットとシッポのふたりで初めてインタビューを受けた。場所が謎の古民家のレンタルスペースで、代々木上原駅から徒歩20分の住宅街のなかにある。古民家と言えば聞こえが良いがただの空っぽの民家で、荘子くんと畳に座って1時間半ほど喋った。金川晋吾さんが写真を撮ってくださって、シットとシッポの初回収録のあと事務所の外でばったり出くわして以来だったので、その話をした。荘子くんは自転車で来ていて、いちど車を取りに帰るので、事務所でまた落ち合うことにした。僕は駅まで戻って表参道で降りて、作品集にエッセイを寄稿した水谷太郎さんの個展を見た。お世話になった編集者さんはいなかったので、ギャラリーのひとに「僕はこの本にエッセイを書いた福尾という者なのですが、編集の○○さんと水谷さんによろしくお伝えください。素敵な本に載せてもらえて嬉しいです」と言った。エッセイは「左手のない猿」というタイトルで、とても気に入っている。作品集にはステートメントも解説も載っておらず、僕のエッセイと大崎清香さんの詩「次の星」だけが載っている(先日大崎さんがDMでエッセイを褒めてくださって嬉しかった)。アートブックとしてとてもよくできていると思う。そこから15分ほど歩いて、事務所の向かいのセブンでコーヒーを買ってピンポンを押すと、いつも通りマネージャーのしまさんがドアを開けてくれて、没くんがレコーディングブースにいた。収録はうまくいって、これまででいちばん変な流れが発生したのではないかと思う。近くの中華料理屋で荘子くんとご飯を食べて、渋谷まで車で送ってもらった。僕は1日に複数の予定が入っていることが少ないので、なんだか働き者になったみたいで嬉しかった。

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カテゴリー: 日記