なんだかんだで結構世界陸上を観ていた。次回も北京開催で時差が少ないからなるべく観たいと思った。記録を競うだけで闘うわけじゃないものには独特の爽やかさがある。ドゥルーズのプラトン論は、イデア概念には「競争(アゴーン)」というモーメントが内包されており、それはアテナイの民主制と切り離せないという話をしている。イデアを措定するということは、それに相応しい者は誰かを競い合うことを含んでおり、それが最終的にはプラトンの哲人国家論に結実する。大谷翔平のCMみたいなツルツルした国家観だ。最終日の国立競技場は大雨で、みんなの肩が丸く光っていた。