11月11日

Suicaのペンギンが来年でいなくなるというニュースが流れてきて、妻がグッズを買うくらい好きだったのですぐLINEでリンクを送った。さっきまた、ペンギンの「卒業」にはJRの今後の事業戦略が象徴的に表れているという考察が流れてきてなるほどなと思った。要するに交通という身近なサービスの顔としてこれまでペンギンがいたのだが、これからSuicaはPayPayや楽天を相手取るような金融の世界に舵を切っていくようで、そのときキャラという存在はいわば人格的過ぎるということなのだろう。もっと抽象化すれば、キャラの世界とロゴの世界のあいだで綱引きがなされていて、Suicaは後者に路線を変えるということなのだと思う。顔の見えるサービスからインフラへ、商品から金融へ、身近さから信頼へ。コンビニでもどこでもキャラのいない場所はないが、今後キャラというものは、ある種の貧しさの象徴となっていくのだろう。ちいかわがそのいい例だ。200円で1ポイントみたいなペラペラの余剰価値の、その薄さに滑り込む、眼差しなき顔。

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カテゴリー: 日記