朝、『置き配的』の見本が10冊届いて、2冊持ってシットとシッポの収録に向かった。1冊は事務所に差し上げる。荘子くんにはあらかじめ献本が届くようにしていたので、もう1冊は見ながら喋るため。
夜、エッセイ講座の面談。たぶん50代の、会社の役員をやっていたが退職し美大の院に通って美術批評を学んでいる方で、提案されたプランにぎこちないところがあったので話を聴いていくと、美術はリベラルなのが当たり前な世界で、働いていたときはそんなひとは稀だったので戸惑いを感じているという話が出てきて、それですよ、そういうのがいいんすよ、それも含めて書けば絶対良いエッセイになりますと言った。書きたいというピュアな動機に触れて、そしてそれに報いることができている感じがして感動した。いつでも書くべきものは自分が思っているよりずっと「手前」にある。