日記の続き#359

夜中3時頃に布団に入ってじっとしていると、体の端から痺れのような眠気が浸透してきて頭だけが冴えているヴァルドマール状態になったのだが、それからいくら経っても寝付けないので諦めて起きたら6時で、3時間もただ横になっていたのかと思った。『カラマーゾフの兄弟』を読み返そうと思って亀山郁夫訳版をまとめて買ったのが届いていて(昔読んだのは原卓也訳だった。中学生の僕でものめり込んだので良い訳だったのだろう)、別巻の長い評伝の部分を読んだ。ドストエフスキーは大変な人生だったようだ。カーテンを開けて朝の景色が見えるようにする。こないだ登った丘が遠くに見えて、商店街のアーケードを挟んで建っている10階建てのくらいのマンションの東の壁面がまぶしく照らされている。急に卵焼きが作ってみたくなって、YouTubeで検索して作った。起きてきた妻がいぶかしそうに見る。巻いているうちに形が崩れたが巻き簀があったのでなんとかなって、今、朝の11時前。これから寝ると余計変なリズムになるので夜まで起きておこう。しかしこれは何日の日記なのか。4月1日の今日はまだまるまる残っているので3月31日の日記ということにしておく。